アジアの国旗由来
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大韓民国の国旗は、赤と青のともえが中央に描かれている。ともえは韓民族に昔から親しまれてきたデザインで、旗の図柄は陰陽五行説に由来している。国旗の原案は、朝鮮王朝の末期の国王である高宗によるもの。
タイ国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
タイ王国の国旗は、「トン・トライロング」(三色旗)と呼ばれている。1916年までは赤地に白像をデザインした国旗だったが、国内を巡視していた国王がたまたま逆に掲揚されていた国旗を見て、上下左右を反対にしても同じに見える国旗に変えたという逸話が残っている。
スリランカ国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
スリランカ民主社会主義共和国の国旗は、独立した3年後に、イスラム教徒を表す緑と、ヒンズー教徒を表すオレンジ(サフラン色)のラインが採用された。剣をもつライオンは、この国のシンハラ人の伝説に出てくる動物である。四隅の葉は菩提樹で、スリランカの約70%を占める仏教徒を表現している。
シンガポール国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
シンガポール共和国の国旗は、植民地だった1959年に掲揚されたが、マレーシア連邦の一州時代には州旗としても兼用されていた。赤は世界全民族の友好と平等を表し、白は潔白と美徳を表現、5つの星は「民主主義・平和・進歩・正義・平等」が進展することを願い、三日月は発展する国家のシンボルである。
シリア・アラブ国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
シリア・アラブ共和国の国旗は、1932年に自治国家となってから国旗を6回変更している。ほとんどが赤・緑・黒の汎アラブ色を使用していて、現在の国旗は1958年から1961年までのアラブ連合国のときの国旗が復活したもの。赤は国を守る剣を表し、白は国民の善意を、黒は過去の闘争を、緑の星は美しい大地と諸国の統一を表現。
ジョージア国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
ジョージアの国旗は、12世紀から14世紀にかけて使われた中世グルジア国旗(サアカシヴィリ大統領が率いる与党の「国民運動」の党旗にもなっている)をもとにして作られた。中央の大きな赤十字の四隅に4つの小さな赤十字を描いていて、エルサレム十字と呼ばれている。
サウジアラビア国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
サウジアラビア王国の国旗は、地色の緑は、イスラム教の聖なる色である。右から左にアラビア文字で「アッラーのほかに神は存在しない。マホメット(ムハンマド)はアッラーの預言者である」と書かれている。剣は聖地のメッカを守護する意味合いを持っている。
クウェート国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
クウェート国の国旗は、黒・緑・白・赤を配置したデザインで、この4つの配色はアラブ諸国で多く使用されるため汎アラブ色といわれている。左側に黒の台形をあしらった珍しい旗で、以前のイラク国旗の影響が大きい。
キルギス国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
キルギス共和国の国旗は、赤地に、黄色でキルギス人の伝統的な移動式住居「ユルト」の天井と太陽が描かれている。太陽が放っている40の光線は、この国の代表的な40部族を表している。キルギス民族を統一した英雄マナスが赤旗を使用したことに由来しているといわれている。
キプロス国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
キプロス共和国の国旗は、旗の中央にキプロス島をかたどったデザインが施され、その下にオリーブの枝があしらわれている。国連旗の発想と似通っている。オリーブの枝は、トルコ系とギリシャ系の両国民の平和と協力を表し、黄色は古来からの特産品や銅などの豊富な地下資源を表現している。
カンボジア国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
カンボジア王国の国旗は、独立してから何回も変更されているが、世界遺産のアンコールワット遺跡は、政権が変わってもいつも国旗のデザインに採用されていた。旧王国時代の国旗が復活したもので、1948年から1970年に使用されていたものと同じ。
カザフスタン国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
カザフスタン共和国の国旗は、青色は、カザフスタンの遊牧民が見ていた澄みきった空の色で、平和と幸福のシンボルである。真ん中に描かれた黄色のワシと太陽は、それぞれ自由と明るい希望を表現し、旗竿側のアラベスク文様はカザフ民族の伝統的な装飾となっている。
オマーン国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
オマーン国の国旗は、1970年までは、赤一色だけの国旗が採用されていた。赤は侵入者に対しての争いを表し、緑は実り豊かな国土を表現。白は平和と繁栄のシンボルで、旗竿側に紋章があしらわれている。これは、オマーン古来の剣と短剣カンジャルを組み合わせた国章である。
ウズベキスタン国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
ウズベキスタン共和国の国旗は、上段の青は生命の源である水を表し、中段の白は平和を、下段の緑は実り豊かな自然を表す。間の赤い線は、生命力を表現。新月はイスラム教国であることと国の独立のシンボルであり、12個の星は王道十二宮に由来している。
インドネシア国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
インドネシア共和国の国旗は、13世紀にできたマジャパヒト王国が赤と白の2色の国旗を使ったのが発祥。1928年にインドネシア国民党がジャワで最初に掲揚した。配色はモナコ国旗と同じであるが、インドネシア国旗は縦横比が2:3となっている。
インド国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
インドの国旗のサフラン色は、自己犠牲の精神と勇気を表し、緑は弱者救済と信仰、白は平和と真実を表している。しかし、本来はサフラン色と緑はそれぞれヒンドゥー教徒とイスラム教徒に由来している。
イラク国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
イラク共和国の国旗は、横に3色配置された旗の赤は勇気を、白は寛容を、黒はイスラム教の伝統と栄光を表している。国旗の真ん中には、イスラム教を表す緑色のアラビア書道クーフィー体で、「アラーの神は偉大なり」と書き加えられている。
イスラエル国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
イスラエル国の国旗は、19世紀末のユダヤ建国運動時に使用されたものがモチーフ。白と青は礼拝のときに使うショールの色に由来し、真ん中には「ダビデの盾」が配置されている。ダビデの盾は、ユダヤ人が昔からお守りとして大切にしてきたものである。
イエメン国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
イエメン共和国の国旗は、南イエメンと北イエメンの統合時にできた旗である。赤色は自由と南北の統一のために流れた血を表し、白は輝ける未来を表現。黒は、以前の暗黒の時代をイメージしてデザインされている。
アルメニア国旗の由来・意味や特徴をイラスト解説
アルメニア共和国は、の国旗1918年から1921年まで使用された旗の比率が変わったものが現在の国旗。赤色は共和国のために流れていった人たちの血を表し、青色は永遠の国土を表現。オレンジ色は勤労と勇気を表現してデザインされている。
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