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話題の座れる通勤電車をご紹介!

話題の座れる通勤電車をご紹介
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京急電鉄「モーニング・ウィング号」

京急で2015年12月5日に登場したモーニング・ウィング号は、その名の通り朝の時間帯に走る通勤ライナーで、三浦海岸から品川行きが1本、泉岳寺行きが1本、計2本運行しています。途中駅では横須賀中央、金沢文庫、上大岡にしか止まらないので、停車駅の少なさは現行の京急線では一番少ないです。座席指定券は300円です。

もともと平日夕方に品川から発車しているウィング号が、朝のラッシュ帯にも走るようになったという形ですね。なんと登場時は、座席指定券の12月前売り分が1ヶ月も待たずに完売してしまったというので、朝の通勤に非常に役立っているようです。

 

 

西武鉄道「S-TRAIN」

西武鉄道で2017年3月25日にデビューしたS-TRAINは、なんと地下鉄および東急東横線にも直通し、平日は所沢から地下鉄有楽町線の豊洲まで休日は西武秩父とみなとみらい線の元町・中華街を結ぶ列車です。

座席指定券は、東急線内が350円、地下鉄線内は210円、西武線内は300~500円です。乗車区間が他社線直通の場合は合算になります。平日はビジネス層の足として、休日は観光客の足として活躍しているようです。

 

この車両、西武鉄道の車両でありながら東横線とみなとみらい線内では初めての有料座席指定列車でもあるのです。これを受けて東横線内の停車駅では、ホームに指定券売機を設置されています。今までになかった列車を導入するあたり、各社の本気度がわかりますね。

 

 

 

また、西武鉄道では3月10日から、拝島方面への座席指定列車「拝島ライナー」の運行も予定しており、S-TRAINの活躍にさらに期待が高まります。

 

 

京阪電車「プレミアムカー」および「ライナー」

関西地区では、2017年8月10日にプレミアムカー、11日にライナー京阪電鉄でデビューしました。

プレミアムカーはJRに例えるとグリーン車にあたる座席指定車両で、2つドアの8000系車両の6号車に連結されています。乗車区間に応じて料金は400~500円です。京阪で初めてのリクライニングシートの導入や、大型テーブルの採用、さらに外装も赤を基調にしてドアを金色に塗装するなど、一味違った雰囲気が感じられます。

 

 

 

同時にデビューしたライナーは朝の時間帯に枚方市(ひらかたし)発が1本、樟葉(くずは)発が1本の計2本で大阪・淀屋橋まで走っています。途中の京橋まではノンストップ運転を行うので、座って快適に通勤できますね。座席指定券は300円で、プレミアムカーに乗る場合はその料金が適用されます。京阪では有料列車および車両の導入はこれが初になるので、プレミアムカーとライナーの存在感がより大きく感じられます。

 

 

京王電鉄「京王ライナー」

最後にご紹介するのは、2018年2月22日に京王電鉄で登場した京王ライナーです。新宿から出発し、京王八王子および橋本まで走ります。新宿を出ると、府中または京王永山までノンストップ運転をし、府中と京王永山からは通常の特急と同じ駅に停車します。料金は400円です。

 

最近の京王車両にはないシャープな形状をしており、一目で分かるデザインになっています。また、京王ライナーは京王で初の有料座席指定列車としてデビューしたばかりなので、今後の活躍ぶりに期待できますね。

 

ちなみにS-TRAINと京王ライナーはどちらも、通勤ライナーとして運転する以外は通常の列車として運転されるため、座席がロングシートに変わります。これもまた面白い特徴ですね。

 

 

追加料金で「必ず」座れる

ここで紹介した以外の全ての列車にもあてはまりますが、通勤ライナーの最大のメリットは、追加料金を払えば必ず座れる、といても過言ではないでしょう。

朝夕のラッシュ帯は基本的に混雑していますが、その時間帯にコーヒー1杯ほどの値段で着席できることを考えると、毎日ではなくとも使ってみたくなりませんか?混雑から解消されてゆったり通勤・通学するのに、通勤ライナーは心強い味方になりそうですね。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。2018年3月現在で見ると、3年以内に4種類の通勤ライナーが登場していますね。そのどれもが、今までになかったことを実践していて、鉄道会社の本気度も垣間見ることができます。

皆さんもぜひ、仕事やお出かけで快適に移動したい時には、これらの有料列車に乗ってみませんか?

 

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