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珍しい・面白いご当地「道路標識」の目撃つぶやき

珍しい道路標識

自動車の運転免許を取るときに、必死になって覚えた道路標識。実はあれで全てではないのです。意外かもしれませんが、教科書に載っている道路標識はあくまでも標準的なものであって、地方によって微妙な違いがある場合があります。これは、標識の設置者は都道府県の公安委員会や道路管理者が設置しているためです。ドライブ好きの中には、このような微妙に異なる標識や、地域限定のちょっと変わった標識を探すのが趣味になっている方もいらっしゃるようです。

 

今回は、普段あまり目にすることのないご当地標識を紹介します。

 

 

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圧倒的に多い動物系「道路標識」

記号で示されている進入禁止や追い越し禁止などの標識は基本的に全国共通です。そんな中で、圧倒的にご当地感が満載なのは動物飛び出し注意に描かれている動物です。教科書では鹿のマークが使われていますが、描かれる動物の種類は指定されていないのです。理論上はどんな動物を書いても問題はないということで、地方によって異なる動物が登場することがあります。中にはちょっとしたキャラクターのように描かれていたり、夜見たらちょっと不気味な感じに描かれていたりと様々です。

 

野生動物の宝庫、北海道の動物飛び出し注意① ~ 牛 ~

北海道と言えば、なんといっても牛。見渡す限りの牧草地帯に多くの牛が放牧されています。これら牛が道路を横断する可能性があるため、牧場近くの道路でこの標識を見ることが出来る場合があります。しかも場所によって牛の表情は様々。シルエットのみや、キャラクター化されているものなど、見比べてみるのも面白いでしょう。

 

野生動物の宝庫、北海道の動物飛び出し注意② ~ リス ~

北海道に生息するエゾリス。これも道路標識に登場します。リスと言えば、可愛らしいイメージですが、怒っているのか驚いているのか、歯をむき出しにしている怖いリスの標識を見た記憶もあります。同じ動物でも様々なデザインが用いられているのがわかります。

 

野生動物の宝庫、北海道の動物飛び出し注意③ ~ 熊 ~

実際に出くわしたら、危険な動物、熊です。東北地方の山間や、北海道で出没する可能性のある熊ですが、道路標識にもデザインされています。ちょっと出くわしたくない標識でもあります。

 

南国沖縄の特徴的な動物飛び出し

沖縄にも他の地方では見ることの出来ない特徴的な動物が存在します。やはり、道路標識にも登場しており、天然記念物のヤンバルクイナやイリオモテヤマネコをはじめとして、ヤドカリ、イモリ、カメ、カニなど沖縄ならではの動物を見ることが出来ます。場所が限定されてしまう動物も多いですので、かなりレアと言えるでしょう。

 

その他の動物

日本全国で見られるものとしては、タヌキやキツネ、ウサギにイノシシなどのお馴染みの動物や、東北地方では白鳥など、他にも様々な動物が標識にデザインされています。ドライブの際には是非、注意深く観察してみて下さい。

 

 

数値や道路の形が特徴的な「道路標識」

標識好きの中には、このようなマニアックな標識を追い求める人もいるようです。極端に高さが低かったり、道路の曲がり方がきつかったりと、なかなか奥が深そうなレア標識の世界です。

 

高さ注意!! 低すぎる制限

しばしばテレビでも取り上げられる提灯殺しのガードと呼ばれる鉄道の下をくぐる道路は、異常に高さ制限が低いことでも有名です。今のところ日本で一番低いガードは大阪府に存在するようです。ただし、これは現在車の通行は出来ません。標識だけが存在します。東京で一番低かったのは山手線の下をくぐる1.5mが最も低く、こちらは車の通過も出来ることで有名でした。しかし、こちらも周辺の整備事業に伴う工事で消滅しています。

 

厳しすぎる重量制限

用水路を跨ぐ橋などの手前に、重さ制限の標識がしばしばありますが、中には1t未満しか通行できないというものもあるようです。小型車両しか通行できず、うっかりして入ってしまうと非常に危険です。

 

ヘアピンカーブ

この先カーブ注意の標識は、弧を描くようにカーブが示されていますが、山道には、まるで蛇の如くウネウネするカーブ注意の標識も存在します。山道をドライブする際にはチェックしてみて下さい。もちろん、安全運転で。

 

 

地域特有の「道路標識」

東西に跨る日本列島では地域により大きく気候が異なります。また、特徴的な地形も多く存在します。そのため、教科書に載っていても、普段は滅多にお目にかかれない標識も存在します。そんな標識を集めてみました。

 

矢羽根付きポール

道路上にせり出し、上から下に伸びている赤と白の矢印を見たことはありますか?これは積雪時に路肩が雪に覆われて見えなくなってしまうことから、路肩を示す役割を担っています。北海道や日本海側など、雪の多い地域では常識的な標識ですが、案外知られていないのも事実です。夏場に見かけると、一体何のための矢印なのかと感じるかもしれません。

 

この先海

車が海に真っ逆さまに転落しているちょっと怖い標識です。港近くや、断崖の海岸線などに設置されているようです。黄色い警戒標識ではなく、案内標識として文字だけで説明されている場合もあります。「この先海」という場合の他に、「転落注意」という補助標識が設置されていることもあり、同じデザインが使いまわしされているのもわかります。

 

安全地帯

これは教科書にも載っていて、試験にも出題される標識です。しかし、実際に安全地帯を見たことがあるという人は少ないかもしれません。道路内にあって、歩行者の安全を守る空間ではありますが、路面電車の乗り場以外ではほとんど見かけません。また、その多くも簡単な屋根やホームが設置されてきているため、純然たる安全地帯(路面にマークだけを入れたもの)はなかなか見られなくなっています。同じく、軌道敷内通行可も、路面電車のある都市でしか見ることが出来ない標識です。

 

 

カントリーサイン

カントリーサインと言う言葉を聞いたことはありますでしょうか?都道府県や市町村の境に設置されている地名の記した標識ですが、これらは道路標識のうち、案内標識に分類される立派な標識です。基本的に文字だけで示したものが多いですが、一部の市町村境にはご当地のデザインを使用していることがあります。特に北海道は全市町村がカントリーサインを採用しており、様々な図柄が用意され、ドライブする人の目を楽しませています。有名なバラエティ番組「水曜どうでしょう」の企画でもこのカントリーサインを集めるというものがありましたね。

 

 

まとめ

このように免許講習時には習うことのない道路標識が日本には多く存在しています。一説によれば、日本の道路標識の数は世界的に見ても非常に多いようですが、しっかりとシステム化されているようで、全く異なる道路標識の世界、非常に奥深いものだと思います。そして、そのまだ見ぬ標識を求めて出かけてしまうのも日本人です。是非、遠方にドライブする際には、道路標識を注意深く観察してみて下さい。

 

 

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