都道府県の平均年収をランキング形式でまとめています。
何事も人と比べるのはナンセンスではありますが、あなたは自分の年収を日本の平均年収と比べてみたことはありますか?
平均年収には男女差、年齢差、地域差があります。今まであまり気にしていなかったという方も、ちょっとランキングを覗いてみませんか?ランキングを知ることで、自分の立ち位置を改めて見直すことができるかもしれません。
この記事では、都道府県別の平均収入をランキング化した「都道府県 年収ランキング 2023」についてご紹介します。あなたの居住地はどのランクでしょうか。
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都道府県データランキング
最新の都道府県の状況を知ることは、地理を勉強する上で欠かせません。あらゆるデータのランキングを見るのは、地理学習において興味をそそるポイントにもなります。ランキングを把握するのに役立つ本を下記でご紹介しますので、参考にしてください。受験生はもちろん、大人も日本の現状を知るのに役立ちます。
「家計調査」「社会生活基本調査」統計から読み解く100のランキングを掲載!
タイトル | 統計から読み解く 47都道府県ランキング |
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著者 | 久保 哲朗 |
出版社 | 日東書院本社 |
ページ | 306ページ |
【都道府県ランキング】平均年収
では、最新の都道府県の平均年収ランキングを見ていきましょう。このランキングは、2022年9月~2023年8月末までの間に、dodaサービスに登録した約63万人の20~65歳の正社員の男女を対象に調査しています。
参考 : 転職サービス「doda」「平均年収2023」
第1位は455万円で東京都、第2位の神奈川県とは20万円差
「都道府県 平均年収ランキング 2023」今回も、第1位は東京都で、平均年収は455万円でした。第2位の神奈川県(435万円)とは20万円の差は前年を上回っています。2位以降には、第3位に千葉県(422万円)、第4位に埼玉県(415万円)、第5位に茨城県(412万円)、がランクインしています。このように、トップ5は関東勢が占める結果となりました。
平均年収が前年から最もジャンプアップしたのは、37位の秋田県で18万円アップの369万円でした。次いで8位の滋賀県と45位の鳥取県で16万円アップとなりました。全体的にみると、43都道府県が前年から年収が上昇し、減少したのは3県、変化が無いのは1県でした。
2023年の全国平均年収は、5年前の2018年と同様の414万円でした。これまでの減少傾向に反し、大幅アップに転じます。男女別では、男性は7年前より7万円アップの464万円、女性は7年前より5万円アップの356万円という結果となり、平均年収の増加傾向とともに男女とも増加していますが、男女差は未だ大きく開いています。
首都である東京都は大企業が集結しており、物価も高く年収が高くなるのは当然かもしれません。東京で働く人は、東京近辺に住んでいるため、近隣の都道府県の平均年収があがるのも必然です。
ダントツ最下位には347万円で沖縄県
例年ランキングトップの東京都と対照的に、ランキング最下位も例年沖縄県が位置しています。平均年収の差は実に108万円です。さらに1つ上位の高知県とも10万円の差があります。トップと108万もの差は大きいですが、全国平均とも67万円の差があります。これには、沖縄県の特性も関係しているように思われます。沖縄では、豊かな自然を利用した自給自足の精神が培われているので、年収にそこまでとらわれずに生活が成り立つという側面があります。
まとめ
2023年の都道府県年収ランキングはいかがでしたか。あなたの年収は全国平均と比べてどうだったでしょうか。納得のいく結果でしたか。これはあくまでも平均年収であり、ランキングで分かったように、地域差が大きくなっています。地域の生活水準も異なるので、年収=裕福というものではありません。また、近年の物価上昇には歯止めがないので、年収が少し上がったところで、実際の生活が楽になったと感じている人は少ないでしょう。より良い職場を目指して転職希望者が増加傾向にあります。