最初の鉄道ゆるキャラは、北海度新幹線つなげる応援大使として活躍しているキャラクター「どこでもユキちゃん」。雪だるまであるため白い体をしており、そこに北海道新幹線のH5系をモチーフにしたマフラーと赤い手袋、長靴をはいた可愛い見た目をしています。北海道生まれのユキちゃんは、新幹線開業に思いを馳せ、北海道新幹線のPRのために九州まで行ってみたいと夢見ているそうです。その夢、今なら鹿児島中央まで叶いますよ。どこでもユキちゃんはその肩書きの通り北海道新幹線を全国にPRする活動をしているため、新函館北斗まで開業した次は新幹線札幌開業に向けた活動を目指しているようです。
木古内町「キーコ」
次にご紹介するのは、2016年に開業した北海道新幹線が、北海道で最初に停車する木古内のゆるキャラ「キーコ」です。キーコは木古内町特産のはこだて和牛をモチーフに、デザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏が代表を務める寛斎スーパースタジオと木古内町の協働で生まれたキャラクターです。赤い体に青い目をしており、青のオーバーオールを着ています。厳密にはキーコは鉄道会社のゆるキャラではありませんが、北海道新幹線が木古内駅に停車することがきっかけで2012年6月より、「木古内駅新幹線観光駅長」に任命されています。普段は木古内町役場で勤務しているのだとか。北海道へ旅行の際は木古内に立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」
キュンちゃんはドングリ色の体で丸い耳とつぶらな瞳をしたエゾナキウサギで、エゾシカの被り物を被っているゆるキャラです。北海道にしかいない動物の組み合わせですね。見るもの触れるものをキュンとさせることが名前の由来のようです。キュンちゃんも同じく鉄道会社のキャラクターではありませんが、北海道観光PRキャラクターとして、北海道新幹線のPRに関わった実績があります。2015年11月に東京駅で行われた『東京駅お祭りストリート「北海道つながる物産・観光祭」』では、先ほどご紹介したどこでもユキちゃんと一緒にイベントに参加したほか、北海道新幹線のPRのためにテレビに出演した経験もあるすごいキャラクターなのです。見た目もとても可愛いので、ぜひ今後も注目したいゆるキャラです。
Kitacaの「エゾモモンガ」
最後にご紹介する鉄道ゆるキャラは、北海道といえばこれを外してはいけませんね。JR北海道のICカード「Kitaca」のキャラクター「エゾモモンガ」です。関東ではsuicaのペンギンが非常に有名ですが、北海道ではKitacaのエゾモモンガが代表的なキャラクターなのです。Kitacaのエゾモモンガは黒い体に白いお腹という、シンプルかつ可愛い見た目をしています。そしてそのお腹には小さく「Kitaca」の文字が描かれていますよ。JR北海道から、文具やパスケースなどエゾモモンガのグッズが多数発売されており、北海道旅行の際に買って帰るという客が多数おり、好評を博しているようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。北海道のゆるキャラは皆、北海道にしかない良さを生かした可愛い見た目をしていますね。また鉄道会社所属でなくても、地域の鉄道を盛り上げているキャラクターもいるのです。新幹線開業でアツい今だからこそ、皆さんもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。